この建物はどこにあるのかご存知でしょうか?国道10号線より海側に位置し今なお住民たちと生活機能しており無残といえばそれまでですが、やっつけ修理もいたる所にございます(最近は1階の屋根の上に鬼瓦が落ちそのまま放置されています)アプローチは車寄せ(人力車?)形式でありエントランスは式台と板戸が配置されて武家屋敷風の建物で全体のボリュームはかなりなものです。
ソテツの緑葉は潮風に吹かれ南国調を強調し洋風外壁も右上に見受けらる和洋折衷様式となっておりまさに大正~昭和初期のメランコリックな別府を象徴しています。八湯トラストで保全したい物件のひとつですね。